前哨戦である東京盃の勝ち馬ドンフランキーは来年の根岸Sを目標に調整するとのことで、ここを回避。となれば、主役はリメイクで不動だ。
そのドンフランキーとはプロキオンSで対戦してリメイクが首差の②着だったが、このレースは千四。千二のクラスターCでは逆に2馬身半差をつけて勝利している。時計が出やすい重馬場の盛岡とはいえ、1分8秒6の勝ち時計は優秀だ。
そして前走は韓国のコリアスプリントを楽勝。今、まさに充実期にあるといえよう。
JRAのみならず、浦和、盛岡の地方に、サウジアラビア、ドバイ、韓国ととにかく遠征経験が豊富で、しかも、大きく崩れることはない。大井は初めてとなるものの、この馬に関しては全く問題なしと判断したい。
相手本線はとにかく安定感抜群のリュウノユキナ。このレースは過去2回、⑤②着とあと一歩。前走の東京盃では前のドンフランキーをとらえられなかったが、8歳になっても全く衰えを見せていないところは凄い。
常にすんなり3、4番手を取れる馬。新しい砂が味方すれば、前残りも十分にある。
月~金は麻雀、土日はウインズだった学生生活を経て、入社後は編集一筋25年超。2015年春は何と9週連続重賞的中の快記録も達成し、2016年は春東京でGⅠ4連勝も。馬場の傾向、ラップの分析に定評がある。毎週、目黒貴子さんとその週の重賞解説の動画も公開中。