メイケイエール加速ラップでフィニッシュ

キミワクイーン（左）は軽快な動き（Ｃ）日刊ゲンダイ

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メイケイエール　Ｂ
　この休み明けからはハミを替えて、折り返し手綱を外してのニュースタイル。先週、Ｃウッドで池添が感触を確かめ、今週は助手が騎乗して最終仕上げだ。前半こそ頭が上がるシーンもあったが、いつものように３Ｆからスムーズにギアを上げて４Ｆ５１秒８―３７秒９、１Ｆ１１秒９。加速ラップでのフィニッシュで活発な動きだった。４カ月ぶりでも目標通りに仕上がったようだ。武英師は「いつも通りですね。ハミを替えたことで、頭が上がっている中でも収まりがついていました。年齢を重ねても一生懸命さが抜けませんが、それもこの馬の持ち味（笑）。しっかり負荷をかけてこれたし、休み明けでも走れている馬ですから」と前向き。

ナランフレグ　　Ｂ
　ウッドで前２頭を追いかける形の３頭併せで５Ｆ６６秒８―３７秒０。併入に終わった。動きを見届けた宗像師は「馬なりで動いてはいますが、欲を言えば、もう少し伸びがほしかったですね。悪くはないんですが」と慎重な物言い。それでも騎乗した丸田は「併せた２歳に合わせる程度で手綱を持ったままでしたから。多少、息は弾んでましたが、③着した去年と同じような状態ですよ。年齢も年齢なので一戦一戦、気を引き締めて乗りたいです」と締めくくった。

キミワクイーン　Ｂ
　角馬場で入念にウオーミングアップした後にウッドへ。道中の行きっぷりも良く、直線で併走馬を軽々と突き放して５Ｆ６５秒６―３７秒２、１Ｆ１１秒８。活気十分で軽快に動いていた。奥村武師は「先週で反応は見ているので、遅くなり過ぎず、かつやり過ぎないように。かなりいい状態で臨めると思います」と合格点ジャッジだ。

ウインマーベル　Ｂ
　昨年の②着馬だが、前走のキーンランドＣは最下位の⑯着。これについて深山師は「スタートで挟まれましたし、直前の雨。それに挫跖の影響もありました」と心配していない。中間は疲れを抜いて立ち上げ、水曜はウッドで５Ｆ６８秒８―３８秒９をマーク。直線は１Ｆ１２秒０で併走馬に１馬身先着した。「先週、ビッチリやって、けさは息と気合、反応を確かめるようにしまい重点。追い切りはよく見せる馬ではないですし、時計は目立たないけど、いい頃と遜色なく、力を出せる状態ですよ」。巻き返しに期待していた。