【オールカマー】タイトルホルダー注目の復帰戦

公開日:2023年9月19日 14:00 更新日:2023年9月19日 14:00

実績馬、上がり馬と多士済々

 今週は東西で2重賞。中山では伝統のGⅡオールカマーが行われる。登録馬は別掲の15頭だ。

 注目は何と言っても、GⅠ3勝馬タイトルホルダーだろう。5歳を迎えた今年初戦の日経賞は不良馬場をモノともせず、8馬身差の圧勝劇。幸先のいいスタートを切ったが、1番人気に推された天皇賞・春は右前肢跛行を発症して競走中止に。反撃の秋へ――、重要な復帰戦となる。

 ジェラルディーナは昨年のこのレースで重賞初V。続くエリザベス女王杯も制してGⅠウイナーの仲間入りを果たした。今年はまだ勝ち鞍こそないものの、前走・宝塚記念では早めに動いてイクイノックスの0秒2差④着に踏ん張っている。連覇で復権といきたい。

 上がり馬ならここまで〈5211〉のローシャムパーク。2走前に3勝クラスを卒業すると、前走のGⅢ函館記念もブッコ抜いた。勢いそのままにGⅠ馬も撃破するか。

 他にも昨年の香港ヴァーズを勝ったウインマリリン。同舞台のアメリカJCCを押し切ったノースブリッジに、セントライト記念馬ガイアフォース。小倉記念勝ちエヒトなど多士済々のメンバー構成といえよう。

 馬券的にも面白いレースになりそうだ。

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