今週は東西で２重賞が行われる。東京は３歳馬によるダート重賞のＧⅢユニコーンＳ。今年は１７頭が登録してきた。

　注目はペリエール。昨夏のデビュー戦で３馬身半差の快勝を決めると、続くオキザリス賞も堂々の１番人気に応えて完勝した。全日本２歳優駿では直線先頭の見せ場をつくり、③着と同世代で力上位であることは示している。今年はヒヤシンスＳを勝ち、ＵＡＥダービーは④着と健闘した。海外での経験をモノにして重賞初制覇となるか。

　オマツリオトコは兵庫ジュニアＧＰ勝ち。全日本２歳優駿では前記ペリエールの内から追い上げて頭差②着に。今年２戦こそ不振が続いているものの、復調してくれば怖い存在だ。

　グレートサンドシーの昇竜Ｓ勝ちは、抜群の手応えで４コーナーを回って直線はゴボウ抜き。最後は突き抜けて３馬身半差だから強い。今回は休み明けで仕上がり具合が鍵になりそう。

　他にも東京ダート千六で２勝のラフエイジアンや、連勝中で勢いのあるワールズコライドなどがスタンバイしている。