【オークス】リバティアイランド、凄すぎる1F10秒8!

公開日:2023年5月17日 14:00 更新日:2023年5月17日 14:29

鞍上がノーアクションで1F10秒8

 桜花賞を圧巻の末脚で制覇。2冠へ向けて中間はノーザンファームしがらきへ放牧に出され、栗東に帰ってきたのは4月29日だった。

 坂路でトレーニングを開始し、その翌週金曜に4F54秒1、ラスト2F25秒0―12秒1をマークした。先週木曜はCウッドで持ったまま1F11秒9。推進力あるフットワークは、さすが“世代トップ”と思わせた。

 注目の今週は川田が騎乗してCウッドへ。落ち着いて馬場入りし、先導した馬2頭を見ながら直線では最内へ。残り1Fでも1馬身ほど後方だったが、そこからがこの馬の真骨頂だ。グッと加速してラスト1Fはなんと10秒8! 2馬身抜け出した。この数字を鞍上がほぼノーアクションでマークするのだから脚力の凄さが分かる。全体時計は6F83秒2―36秒7。

 筋肉のメリハリがついた馬体の迫力、躍動感ある走りで、醸し出す雰囲気は同世代では明らかに一枚上という印象。クラシック2冠、3つ目のGⅠ奪取へ向けて視界は良好といえよう。

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