【阪神大賞典】ディープボンド3連覇あるか Cウッドで加速ラップ締め
公開日:2023年3月15日 14:00 更新日:2023年3月15日 14:00
有馬記念⑧着後は鳥取の大山ヒルズへ放牧に。2月21日に栗東へ戻ってきた。
その3日後に坂路4F54秒1をマークし、翌週は51秒1。そして先週はCウッドで長め7Fから96秒0―36秒8、1F11秒5。併走追いでしっかりと負荷をかけて備えてきた。
今週は3週連続での騎乗となる和田竜を背にして開門直後、Cウッドへ一番乗り。単走での追い切りだが、道中のパワフルさはさすがだ。ラストまでこの馬らしい力感を保ったままで、6F82秒7―37秒0。ラスト2Fは11秒6―11秒4の加速ラップでのフィニッシュだった。
仕掛けての反応速度という点では、もう一段階上がりそうな雰囲気はあるものの、攻め内容、さらに馬体のつくりは今年初戦としては申し分ない仕上がり。阪神大賞典3連覇の偉業達成が楽しみになってくる。
○…追い切りに騎乗した和田竜は「先週にしっかりやっているので、けさはしまい重点で単走。仕掛けてから反応してくれたし、いい動きでした」と好調をアピールした。「放牧帰りのこの時期はいつも凄くいい状態。今回も例年と変わらずに来ていますよ。この条件で結果が出ていますし、雨で馬場が渋るのも良さそう。しっかり走って本番に向かいたい。いい結果を出したいですね」。3連覇に向けて視界良好だ。