【フェブラリーS】調教マル特チェック
公開日:2023年2月15日 14:00 更新日:2023年2月15日 14:00
メイショウハリオ余力残しでも動きはパワフル
メイショウハリオB
昨年の帝王賞でビッグタイトルを奪取し、暮れの東京大賞典でも③着。中間はリフレッシュ放牧に出て、先月18日の帰厩後は順調そのものだ。今月2日に坂路4F53秒8、5日はCウッドで長めから7F98秒1。そして先週8日が坂路4F51秒9、さらに日曜にもCウッド6F84秒8と動き、乗り込み量ともに◎だ。
今週は坂路で4F53秒5、ラスト2F25秒5―12秒5。オツリを残しながらも見た目以上の時計に。それだけフットワークに伸びがあったからだろう。馬体も迫力があってパワフルさを感じる。岡田師は「1週前がいい併せ馬。今週はあまり軽くなり過ぎずにしまいをしっかりという感じ。動きはよく、状態はすごくいいね。エンジンのかかりが少し遅いところがあるので、千六をクリアできるかが鍵」と。
レッドルゼル B
昨年11月のJBCスプリント④着後は山元トレセンへの放牧を経て先月19日に帰厩。そこからCウッド中心で丹念に乗り込まれた。先週は6F81秒7―36秒4、1F11秒6を余力十分。この馬らしい脚力を見せていた。今週は6F87秒5で、正味、半マイル追いのラスト3F37秒9―11秒4。馬場入りから落ち着きがあった分、道中でしっかりためが利いて直線もいい伸び脚。身のこなしもよく、ここ目標に仕上がってきた印象だ。
セキフウ C
明け4歳勢の一角で中間の気配も勢いあり。先週、Cウッドの併せ馬で6F84秒7―36秒8。ラスト1Fは11秒3と目立つ伸び脚だった。今週は後半の時間帯に坂路へ。終始、馬なりだったこともあり、4F54秒3、ラスト2F26秒0―12秒6と時計は平凡でも、脚さばき自体には力強さがあったのがいい。決して悪い意味の“C”評価ではなく、中2週続きのローテーションでも馬体の張りは相変わらずで、高いレベルの状態を維持できている。
ケンシンコウ C
バシュロを背に坂路4F55秒5―14秒3を馬なり。攻め駆けしないので、時計が出ないのはいつものこと。掛からずにスムーズに走れたことは評価できるポイントだ。「ストロングホース。週末に向けて態勢は整ったんじゃないかな」とはバシュロ。「テンにガツンと行きそうなところがある。そこをうまくクリアできればチャンスはあるんじゃないかな」と手応えを掴んでいる様子だった。