【フェブラリーS】外国馬、強力地方馬が参戦しバラエティーに富んだメンバー
公開日:2023年2月13日 14:00 更新日:2023年2月13日 14:00
年明けの東京は早くも最終週。オーラスを飾るのは古馬ダートGⅠのフェブラリーSだ。このレースとしては初の外国馬シャールズスパイト、地方重賞8勝のスピーディキックが参戦し、今年はバラエティーに富んだメンバーとなった。
まず注目はレモンポップ。前哨戦の根岸Sは5番手追走から、直線はグイグイと脚を伸ばして快勝。これで東京ダート千四では5戦5勝と向かうところ敵なしだ。昨秋の武蔵野Sでも鼻差②着しており、千六も対応は可能だ。GⅠタイトルゲットとなるか。
ドライスタウトは21年全日本2歳優駿を2馬身半差の完勝劇。その後は休養を挟みながら、昨年はわずか2戦のみ。6カ月半ぶりの霜月Sはいかにも良化途上の段階だったが、あっさりと制してポテンシャルの高さを見せつけた。今年初戦のすばるSは勝ち馬にフタをされての厳しい形に。進路ができてからは鋭い末脚で首差②着まで迫ってみせた。スムーズなら。
昨年の帝王賞を勝ったメイショウハリオ。チュウワウィザード、オメガパフュームら強豪メンバーを負かしてのものだから、価値が高い。暮れには東京大賞典③着。ここが今年初戦となる。
ヘリオスはマイルチャンピオンシップ南部杯でカフェファラオと鼻差の②着。根岸Sこそ不発に終わったものの、実力は申し分ない。巻き返しがあっても。
他にも昨年の②着馬テイエムサウスダン、21年兵庫ジュニアGP勝ちのセキフウらがスタンバイしている。