人気馬?穴馬?重賞データ作戦

【京都記念】伏兵の粘り込みに注意

公開日:2023年2月8日 14:00 更新日:2023年2月8日 14:00

 京都記念は過去10年間で6番人気以下が5勝、②着1回、③着2回。伏兵が8頭も馬券圏内に突入している。その人気と通過順は次の通り。

13年トーセンラー
    [7][8][7] ①着6人

14年デスペラード
    [1][1][2] ①着6人

16年サトノクラウン
    [2][3][1] ①着6人

19年ダンビュライト
    [2][3][3] ①着6人

21年ダンビュライト
    [3][3][2] ③着6人

22年アフリカンゴールド
    [1][1][1] ①着12人
  タガノディアマンテ    [3][4][3] ②着8人
  サンレイポケット
    [8][10][9] ③着6人

 後方待機組は13年トーセンラー、22年サンレイポケットの2頭だけ。あとは逃げ、先行馬が波乱を演出している。

 アッと言わせたのが昨22年だ。

 7歳アフリカンゴールドが外枠から押してハナを主張。前半5F61秒7のスローペースに持ち込むと、直線でもうひと伸びして逃げ切り勝ち。単勝オッズ51・5倍の12番人気の大駆けを決めた。

 そして道中3、4番手で進めた8番人気タガノディアマンテが②着に粘り込み、馬単9万5870円。③着は後方待機の6番人気サンレイポケットで3連単67万9100円のビッグ馬券に。

 また、14年も6番人気デスペラードがそれまでの後方待機策から一転、初めて逃げの手に出た。勝負どころでいったんは2番手になったものの、残り1Fで再び先頭に立って押し切り。②③着が2、4番人気でも3連単8万1540円の好配当になっている。

 穴党が思い切って狙うなら逃げ、先行馬。今年の登録馬ではアフリカンゴールド、キングオブドラゴン、ユニコーンライオンあたりが面白い。持ち味を生かして、またまたアッと言わせるかも。

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