【日経新春杯】プラダリア軽い脚さばきで初戦からGOの構え

公開日:2023年1月11日 14:00 更新日:2023年1月11日 14:00

 日曜中京メインの日経新春杯組ではプラダリアが坂路追い。前走の菊花賞後は放牧でケアされて帰厩し、昨年末にCウッドで長めを追い切って、年明け3日も6F82秒6をマーク。順調に攻め馬をこなしてきた。

 今週は坂路で余力残しの調整。先週に続いて手綱を取った松山との呼吸もピッタリで、4F53秒8、ラスト2F25秒4―12秒3。脚さばきも実に軽い。これなら初戦から力を出せそうだ。動きを見届けた池添学師は「きょうは53から54(秒)くらいでラスト300メートルあたりでギアを変えてもらうようにオーダーしました。手前を替えるのが少し遅かったけど、やればもっと伸びるような走りでしたね」と満足そうな口ぶりだった。

 Cウッドで軽快な動きを見せたのはヤマニンゼスト。6F84秒0―38秒2、1F11秒7を馬なりでマークした。前走の菊花賞時は走りにブレも見られたが、今回はそんな面がなく、体幹がしっかりして芯が入ったような姿に。明け4歳での成長を感じさせる気配だ。

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