木津突撃馬券

【木津の月曜競馬コラム・フェアリーS】

公開日:2023年1月8日 17:00 更新日:2023年1月8日 17:00

今週の追い切りでも攻めた

 畠山厩舎の攻め専(調教専門助手)で番頭格の菅田助手とは、かれこれ10年以上の付き合いになるでしょうか。

 畠山厩舎の一員になった時は持ち乗り(自分の担当馬2頭の世話をする調教助手)でしたが、当時から端的に良し悪しを伝えてくれるタイプでした。

 今でも悔やまれるのは13年のNH…

会員限定コンテンツです。
競馬有料会員に登録するとご覧いただけます。

木津信之の予想買い目を見る

1月9日(月)中山競馬場

木津信之

木津信之

「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

著者詳細、記事一覧へ

最新記事一覧

  • アクセスランキング
  • 週間