木津の見解

【土曜函館10R・臥牛山特別】木津の見解と厳選!厩舎の本音

公開日:2020年7月3日 17:00 更新日:2020年7月3日 17:00

 ゼノヴァースの相手探し。京成杯でも上位人気に推されたほどの素質の持ち主で、前走も久々で力みながらも②着と地力の高さを証明した。今回は適距離に戻り、たたき2戦目。追い切りの動きも絶好で、人気に応えるに違いない。

【厳選!厩舎の本音】

エブリワンブラック
 南井調教助手 前走⑤…

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木津信之

「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

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