木津の見解

【日曜函館12R・松前特別】木津の見解と厳選!厩舎の本音

公開日:2020年6月27日 17:00 更新日:2020年6月27日 17:00

 シスターフラッグは1年ぶりの実戦だが、21日にはウッド5F65秒5の好時計をマークし、今週もラスト1F11秒9の切れを見せたから、久々とは感じない。担当者が仕上げに関して定評のある梅内助手。狙う価値ありだ。

【厳選!厩舎の本音】

ダディーズトリップ
 田中調教助手 函館に来てか…

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木津信之

「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

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