【凱旋門賞】C・デムーロに聞いたポイントと日本馬の可能性

公開日:2026年9月4日 14:00 更新日:2026年9月4日 14:00

 しかし、勝利までに42年という歳月を要した。その大きな理由は、凱旋門賞や主要なビッグレースを勝つためには“特別な馬”が必要だからだ。すべての騎手や調教師が勝利を望んでいるが、そこには運も絡んでくる。それが競馬というもの。

 私がルジェ師と仕事をし始めたのは2016年から。当初、私たちは凱旋門賞を狙える素晴らしい牝馬に出会ったが、本番の1週間前にアクシデントに見舞われてしまった。そうした不運も含めて競馬だが、その後、私たちはついにソットサスという運命の馬に出会うことができた。

※編集部注…この「素晴らしい牝馬」とはラクレソニエールのこと。2歳7月にデビューして4戦4勝でシーズンを終了。3歳時は5月のプール・デッセ・デ・プーリッシュ(一般的に仏1000ギニーと呼ばれ、日本の桜花賞に相当する3歳最強牝馬決定戦)、ディアヌ賞(いわゆる仏オークス)を連勝。秋に凱旋門賞を使うために出走した8月のノネット賞を勝利して8戦8勝となり大きな注目を集めたものの、故障のため凱旋門賞は回避。4歳春に引退した。

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