今、ダートでの狙いはゴドルフィンだ
公開日:2026年8月6日 14:00 更新日:2026年8月6日 14:00
今週は札幌、新潟で重賞が
現在、JRAで行われているダートの重賞は15レース。そのうち、土曜札幌のGⅢエルムS、日曜新潟のGⅢレパードSだけは同じ週に組まれている。
いつも以上にダートに注目が集まる今週。JRAでは芝に比べて〝裏〟の感は否めないものの、近年はウシュバテソーロやフォーエバーヤングが海外でGⅠを制覇。日本のダート馬は以前よりもはるかに強くなっている印象が強い。
そこで今回はダートの〝ゴドルフィン〟に注目する。もちろん、その理由は数多く勝つからだ。
馬主別ランキングでノーザンFの一角を崩す
今、競馬界において強いのは一にも二にもノーザンファーム。サンデーレーシング、シルクレーシング、キャロットファームなど、系列のクラブ法人が席巻。また、今年はコスタノヴァ=フェブラリーS、スターアニス=桜花賞、ロデオドライブ=NHKマイルCと吉田勝己氏の勝負服がGⅠで大活躍した。
実際、昨年の馬主別勝利数はキャロットFが134勝でトップ、次いでサンデーRが120勝、3位が113勝でシルクR。順位の入れ替わりこそあるものの、このベスト3は24年も同じ。23年は社台レースホースが102勝で3位に食い込んで、シルクRが97勝で4位だったが、大きな流れの変化はない。
しかし、今年は少し違う。
ここまでの勝ち鞍はサンデーRが72勝で首位と相変わらず好調。次いでシルクRが58勝で2位というのは例年同様の結果となっているが、3位には56勝でゴドルフィンがランクインしている。
次いでキャロットF、社台RHが54勝だ。そう差はないものの、久々にノーザンF系列の一角をゴドルフィンが崩すかもしれない。
右肩下がりからの復活劇
実はゴドルフィンの勝ち鞍はここ数年、右肩下がりだった。20年は96勝と大台に近づいたものの、21年は83勝、22年は66勝。23年は77勝と少し盛り返しを見せたが、24年は74勝、昨年は64勝にとどまっている。
しかし、今年は8月1週目終了の時点で56勝だから、ここ数年の中では明らかに一番。特に顕著なのがダート戦での勝ち鞍の大幅増加である。
同様に20年以降をダートのみで見てみると、20年が38勝で、21年35勝、22年31勝と同じような数字で推移。23年は47勝したが、24、25年は37勝である。
で、今年はというと、すでにダート戦のみで34勝をマーク。ほぼ前2年の数字に並んでいる。
ソウルオンファイアが1月に未勝利勝ちし、5月に1勝クラス、先々週の新潟・出雲崎特別で2勝クラスも卒業。
キャットテイルが2月の小倉で未勝利の身で1勝クラスを制し、6月の函館で再度、1勝クラスを勝利。先週、札幌で大倉山特別を勝って2勝クラスも卒業した。
そしてスナッピードレッサは2、4月に東京で1、2勝クラスを連勝。先週、中京で桶狭間Sも制してオープン入り。今年に入って3勝した馬が3頭もいる。
エルムS、レパードSともに有力馬がスタンバイ
そんな絶好調の軍団がダート2重賞制覇をもくろんでいる。
古馬のエルムSはウェイワードアクト。アハルテケS、霜月S、前走のマリーンSとオープンを3勝しているものの、まだ重賞には手が届いていない。
だが、前走勝ちは収穫大の一戦だ。初の千七を克服して逃げ切り勝ち。しかも、②着に3馬身半差と影さえ踏ませない楽勝だった。
鞍上は2年目の舟山。昨年の19勝から、今年はすでに41勝と大きくジャンプアップ。勢いで重賞タイトルも手にするか。
3歳馬のレパードSはパイロマンサー、ファイアマンの2頭出し。
パイロマンサーはUAEダービー③着からの帰国初戦になるものの、全日本2歳優駿勝ちの実績は断トツ。力の違いを見せつけるか。
ファイアマンは1勝クラスを勝ったばかり。だが、前走は初ブリンカーで行きっぷりが一変し、2番手から抜け出した。穴馬として見逃せない存在といえそうだ。





























