勝羽太郎 情報ノート

【勝羽の土曜競馬コラム・コーラルS】

公開日:2026年3月13日 14:00 更新日:2026年3月13日 17:22

 3月は多くの牝馬が母となるためにトレセンを去る。先週の中山牝馬Sをラストランとし、②着と好走したビヨンドザヴァレーもその一頭。担当の酒井助手は無事にレースを終えた愛馬を見て感涙にむせんだと。そして「もっと早く中山巧者ぶりに気付けてあげられていたら」と話した。中山はターコイズS、中山牝馬S(25年と今年)と重賞3戦で②④②着と好走している。中山重賞の忘れ物は、数年後にデビューする、一瞬の脚を受け継ぐであろう仔に夢を託すことになった。

【阪神11R・コーラルS】 ◎キタノズエッジの夢は重賞挑戦だ。

「千四に延ばした前走が道中で余裕を持って走れました。もう1F延びて千六あたりまでもつようになるとうれしいですね」

 管理する畑端師はこう話す。その前走のすばるSは8戦ぶりの7F戦で35秒4の決め手で鋭く差し切った。6F戦を使い続け、競馬を覚えたことで距離延長に対応でき、いい末脚につながった。

 そして、JRAのダートマイル重賞といえば、東京の2つ。ご存じ、武蔵野SにフェブラリーS。早くても半年後の話だが、秋の東京GⅢが大きな目標となってくる。

「放牧を挟むと緩みがちな馬でしたが、今回はその感じがなく、前走のいい雰囲気を維持できています。1週前に乗った古川(吉)騎手は“言うことない”と。ポンポンと行ってくれたら」と話すから、馬自身の体質強化もあるのだ。先に向けては1年間の賞金の加算が必須だから、ここも勝っておきたい。

【阪神10R・難波S】 ここはジーティームソウに期待する。2走前の⑪着は暑さがこたえ、鞍上も無理していなかった一戦だから、4戦3勝の中身は濃い。「調教をつけていますが、凄くいいですよ」とは新田助手。もう一丁を期待する。

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勝羽太郎

 1974年、愛知県で生を受ける。名前の通りのザ・長男。
 大阪での学生時代、暇な週末は競馬場に通い、アルバイトをきっかけに日刊ゲンダイへ。栗東トレセンデビューは忘れもしない99年3月24日。毎日杯の週で、初めて取材した馬は連勝中だったテイエムオペラオー。以降、同馬に魅せられ、1勝の難しさ、負けに不思議の負けなしと、学ばせてもらったことは実に多い。
 グリーンチャンネルでパドック解説をさせていただいているが、パドック党であり、大の馬体好き。返し馬をワンセットで見たい派。現場、TV観戦でもパドックが見られなかったレースの馬券は買わないと決めている。
 余談だが、HTB「水曜どうでしょう」の大ファン。こんこんと湧き出る清水のように名言を連発する大泉洋氏を尊敬してやまない。もちろん、“藩士”ゆえにDVD全30巻を所持。

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