【新潟記念】今年から別定戦になり、強力牝馬2頭が参戦

公開日:2025年8月25日 14:00 更新日:2025年8月25日 14:00

 札幌競馬は来週まで続くが、新潟と中京は今週で終了する。

 新潟のラストは新潟記念。サマー2000シリーズの5戦目、つまり最終戦だが、これまでと大きく違うのは今年から別定戦となったこと。GⅠ馬ブレイディヴェーグ、GⅡウイナーのクイーンズウォークなど、札幌記念に出てもおかしくない実力馬がこちらに回ってきた。これからは新潟記念のレベルが上がってくるかもしれない。

 ブレイディヴェーグは昨年の府中牝馬S勝ち以降、④④⑦④着だが、⑦着は海外でのもの。④着3回はマイル戦である。今回は二千メートル。エ女王杯勝ちがある馬で、距離延長はいいだろう。

 クイーンズウォークはヴィクトリアマイルで②着に好走したが、こちらも昨年のローズS、今年の金鯱賞は二千メートル。距離延長はいいはずだ。

 また、今年は函館記念勝ちで10ポイント、札幌記念⑤着で3ポイント、合計13ポイントのヴェローチェエラが参戦する。すでに「13ポイント、かつ1勝以上」というシリーズチャンピオンの条件を満たしているが、優勝を確固たるものにするため、函館で水曜に追い切って新潟へ。今回は丸山が手綱を取る。

 また、ダービーを体調が整わず回避した3戦3勝の3歳馬エネルジコがここから始動。ルメール鞍上で注目度は高い。さらに昨年の勝ち馬シンリョクカの名前も。酷暑を締めるのは牝馬か、それとも……。

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