来年開催 トップジョッキー12人によるリーグ戦が与える影響
公開日:2025年5月8日 14:00 更新日:2025年5月8日 14:00
別欄で詳報しているトッピボーンで、ダービーへの切符を目指す武豊。来年はヨーロッパを転戦することが決まり、大きな話題となっている。
参加するのは世界のトップジョッキー12人が参加するリーグ戦。まだ詳細は明らかになっていないが、元ゴドルフィンの幹部であるジョン・ファーガソン氏らが発起人となり、いわば世界を舞台としたワールドオールスタージョッキーズのようなものだ。
年間最大で10ほどのイベントがあり、レースで騎乗することになるとのこと。すでに明らかになっている欧州シリーズでは、英国のアスコット、ヨーク、フランスのシャンティイ、パリロンシャン、アイルランドのレパーズタウン、カラ競馬場などが候補に挙がっているようだ。
これに参加するといわれているジョッキーたちは、とてつもなく豪華。武豊の他にはムーア、ビュイック、バルザローナ(欧州)、マクドナルド(豪州)、モレイラ(ブラジル)、パートン、ホー(香港)、デットーリ、オルティスJr、プラ(米国)、そして日本からもうひとり、ルメールが。米国拠点のオルティスJrとプラ以外は、すべて日本でも短期免許での騎乗経験がある。
こうなるとJRAの競馬にも大きな影響があることは間違いなし。ルメールと武豊が不在の期間が多くなることが予想されるからだ。
ルメールは今年もすでに何度も海外で騎乗しているため、30勝でリーディング10位。トップの戸崎と18勝も離れている。
もちろん、日本だけでなく、世界各地のリーディング争いにも影響がありそうだし、夏の札幌で恒例となったワールドオールスタージョッキーズはどうなるのか。果たして、どういうイベントになるのか。続報を待ちたいところである。