先週の阪神大賞典を制したのはレイデオロ産駒のサンライズアース。ダイヤモンドSを制したのもルーラーシップ産駒のヘデントールだから、やはり今の長距離路線はキングマンボ系が中心で間違いない。
【中山11R・日経賞】 三千メートル超ではないが二千五百メートルの日経賞も近年はキングマンボ系が圧倒的に強いレースだ。
22、23年はドゥラメンテ産駒のタイトルホルダーが①着で、②着はキングカメハメハ産駒のボッケリーニ。昨年はキングカメハメハ産駒のシュトルーヴェが①着で、②着がロードカナロア産駒のクロミナンスだから同系が近3年連続でワン・ツーを決めている。ここはキングカメハメハ産駒ハヤヤッコで好配当を狙う。
2代母がシラユキヒメで近年はソダシやメイケイエールなどスピード型の活躍が目立つ白毛馬の一族。だが、もともとは中距離ダートで活躍したユキチャンや、万葉S③着のシロニイなどスタミナ型も多い牝系だ。
その母系の特徴を父が引き出したのがハヤヤッコ。同じキンカメ×クロフネの配合にはアパパネやスタニングローズなど中距離型が多いから距離をこなすのは当然だ。
確かに今回と同舞台の前走・有馬記念は⑮着だが、外枠で前に壁がつくれず前半からハミを噛んでスタミナをロスしたから参考外。同じ距離の2走前のアルゼンチン共和国杯は58・5キロのトップハンデを背負ってレースレコードでV。スタミナ勝負でこそのタイプだから、きっちり巻き返す。
競馬好きの父親の影響もあり、子供のころから競馬中継を一緒に観戦。最初は父親が馬券を当てるともらえる臨時の小遣いが目当てだったが(ただし、父は穴党だったため、あまり的中した記憶はない……)、ある日、シンボリルドルフといういかにも強そうな名前の馬が、強く勝つ姿に魅入られたのが競馬ファンになったはじまり。
その後はテレビゲームの競馬ソフトにどっぷりハマり、今までに遊んできた競馬ゲームは数知れず。その時に競走馬の配合の奥深さを知り、血統に興味を持ったのが今の予想スタイルの根幹か。現在でもたまにゲームをたしなみ、好きだった競走馬の産駒を活躍させることが小さな喜び。
予想スタイルはもちろん“血統”。各馬の血統を分析。得手、不得手を見極め得意条件に出走する時に狙い撃ち! 好配当を目指します。