【高松宮記念】ビッグシーザー仕上がる
公開日:2025年3月26日 14:00 更新日:2025年3月28日 10:59
余力十分に坂路51秒3で半馬身先着
昨年11月の京阪杯を勝った後は放牧へ。帰厩後はシルクロードSに出走するプランだったが、59・5キロのハンデで自重。再度、放牧に出て先月28日に戻ってきた。
以降はいつも通りに坂路で乗り込まれて2週前に4F52秒6、そして先週は51秒7をマークしている。
今週は併走追いで4F51秒3、ラスト2F24秒6―12秒7。最後で軽く仕掛けた程度で余力十分に半馬身先着。脚さばきには力強さもあって、久々を感じさせない、この馬本来の動きとみていいだろう。
馬体に太め感はなく、バランスもいい。大舞台へ向けて、きっちり仕上げてきた印象だ。
〇…管理する西園正師は「1週前はジョッキー騎乗でしっかりやって、けさはしまいを伸ばす感じで。そんなにやらなくても51秒台が出ていたからね。思った通りの調教ができたよ」と満足そうな表情だ。「もともとテッポウが利くタイプで、いきなり走れる状態。2歳の頃には1分7秒台で走ってるぐらい。体がユルユルだったあの頃と比べて、今は少し締まってるから、当時の時計よりちょっと速く走れるかな。そうすれば勝ち負けできると思うんだけどな」と結んだ。