【月曜京都11R・アルデバランS】出走全馬の特選情報

公開日:2025年2月7日 17:00 更新日:2025年2月10日 07:20

①ダノンブレット
 郷原調教助手 除外もあって乗り込みは十分。障害練習の効果で体が起きてきたのもいい傾向です。ここ2走テンから出して行ってるので自分から進んで行けそうですし今なら道中抱えながら運べて切れる脚が使えるかもしれません。変わってきそうな気がします。

②ダノンマデイラ
 西谷調教助手 脚元に違和感があったので、大事を取ってしっかり休ませました。今はもう問題ない。むしろ、これまで以上に攻めた調教ができています。休み明けでも力は出せる仕上がりですよ。あとは実戦勘がどうかでしょう。

③ソニックスター
 太田調教助手 4週前のポルックスSを除外されたのは痛かったかもしれません。乗り込んではいるんですが、馬が少し飽きてネガティブな面が見られるのは気掛かりで。この距離も走ってみないと何ともいえません。

④ピースオブザライフ
 野中調教師 いいリズムで運べていたし、直線ははじけるかなと思ったんだけどね。手応えほど動けなかったな。立て直して状態はいい。うまく折り合いがつけば、もうちょっと脚は使えると思うんだ。

⑤エナハツホ
 高島調教助手 昨夏の北海道遠征を機に精神面が強くなってきた。ここ2走は牡馬混合の重賞、オープン特別で連続して好走してくれました。本来は暖かい季節が得意な馬ですが、充実してきた今ならしっかり走れると思います。

⑥ブライアンセンス
 田中調教助手 前走は④着でしたが、直線でバランスを崩してでのもの。まともだったら②、③着はあったでしょう。レース後、歩様が悪くなったので放牧で立て直し。帰厩してからは順調なので、ここで仕切り直しといきたいですね。

⑦ヒップホップソウル
 太田調教助手 前走だけでダート適性は判断しにくいので、もう1回使います。左右のバランスが良くないながらも、調教は余裕を持ってこなせて、体調自体は良さそうです。少しでも前進してもらいたいです。

⑧ヴィブラフォン
 高木調教師 交流重賞(クイーン賞)を使えずここへ。千九は少し長いかもしれないけど、逆にもまれない形でリズム良く走れそうですね。体調もいいし、スムーズなら対応できると思います。

⑨リアレスト
 尾関調教師 ダート替わりの2戦はともに強い内容だったと思います。一息入れて長めの距離を目標に。使った方がいいタイプだけど、今週のひと追いで気も乗って力を出せる仕上がりですよ。コースやオープンの流れに対応できれば。

⑩モンブランミノル
 小栗調教師 暖かい時季の方が状態はいいですね。でも、前走と同じぐらいのデキにはありますよ。前回のような瞬発力勝負よりも、スタミナ比べの方が合うタイプ。内枠からロスなく回ってほしいところ。

⑪アンデスビエント
 西園正調教師 前2走は息の入らない厳しい流れになったとはいえ、あまりにも止まり過ぎ。ま、今から思えば、関東オークスは相手と展開に恵まれた感じ。仕上がり自体は悪くないけど、とても強気なことは……。

⑫ゼットリアン
 高島調教助手 相変わらず調教の動きは目立ちませんが、順調に乗って仕上がりは問題ない。スタートが不安定で成績にムラがあるけど、オープン特別なら力差は感じない。末脚を生かせる流れになってほしいですね。

⑬タイセイドレフォン
 山田真調教助手 前走は持ち味を出せたいい競馬ができました。勝負どころがズブいので、もうひと呼吸早く動いてもいいかもしれません。状態面は前走以上。千九でうまく立ち回れたら、やれていいですよ。

⑭キタノヴィジョン
 萱野調教師 重賞だと決め手で見劣るところがあるな。体調は大きく変わらないけど、オープン特別ならもう少し差を詰められるはず。相手関係に恵まれてどこまでやれるか。

⑮ブレイクフォース
 中舘調教師 前走は外を回る形で厳しかったかな。それに相手も揃っていたからね。使ったことで動きは良くなってきたし、うまく展開が噛み合えば、巻き返しがあっても不思議はないよ。

⑯ジューンアヲニヨシ
 松下調教師 前走は初ダートで半信半疑な面もあったんですが、思った以上に走ってくれました。決め手のない部分をうまくカバーできましたね。あれならメドも立ったし、今度は勝ちに行く競馬ができると思います。

【休養馬カルテ】

 アンデスビエントは1月17日に帰厩。ここまでCウッドで3本の併せ馬を消化したが、今週は格下に遅れる始末。前2走が大差のシンガリ負けだし、牝馬はスランプに陥ると立ち直るのに時間を要す。一変は疑問。

 ヴィブラフォンは1月17日に帰厩。いつもと同じようにウッドと坂路で乗り込んできた。気性的にフレッシュな状態の方が力を出せるタイプだ。いきなりから。

 キタノヴィジョンは除外が続き、ここまでウッドでかなりの量を乗っている。もちろん太め感もなく、今週も軽快な動きを見せた。力を出せる態勢とみていい。

 武蔵野S⑫着だったゼットリアンは在厩して調整。暮れから狙ったレースを3回連続の除外で調整の難しさもあっただろうが、乗り込み量は十分すぎるほどこなしてきた。力は出せる態勢。

 ソニックスターは12月6日に帰厩。1月12日のポルックスS除外もありここまで16本と乗り込みを重ねてきた。動きは申し分ないが、メンタル的な部分が気になる。当日の気配は注目したい。

 ダノンマデイラは脚部不安放牧明け。12月19日の帰厩から順調に乗り込まれて追い切りを消化。1週前には自己ベストに0秒1と迫る4F52秒5をマークと、時計面では申し分なし。

 1月16日にヒップホップソウルは美浦に戻り、いつもの木村厩舎流の調整を消化。追い切りごとに動きは良くなり、上昇ムードでの出走。力は出せる状態にある。

 ブライアンセンスは前走入線後、下馬。幸いにして歩様が乱れただけだったが、大事をとってしっかりと休ませた。そのおかげもあって、1月18日に帰厩後は順調に調教を消化。体もすっきり見せて仕上がりは上々だ。

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