【秋華賞】桜花賞、オークスの勝ち馬が3年ぶりに揃い踏み

公開日:2024年10月7日 14:00 更新日:2024年10月7日 14:00

 秋競馬がますます盛り上がってきた。今週は東京、京都、新潟での変則3日間開催で、3週続くGⅠウイークの初週でもある。

 その初っぱなを飾るのは、日曜京都で行われる秋華賞。3歳牝馬の3冠最終戦だ。

 今年は3年ぶりに桜花賞馬とオークス馬が揃い踏みで、前哨戦組も多士済々。近年まれに見る混戦模様となっている。

 チェルヴィニアはオークスを大外一気に差し切って、桜花賞⑬着の雪辱を果たした。時計も翌週のダービーより0秒3速いものだから、掛け値なしに強い競馬だった。ひと夏を越えた成長を加味すれば当然、パフォーマンスは上がるはず。関西遠征も経験済みなら死角もなし。2冠達成の期待は高まる。

 桜花賞馬はステレンボッシュ。2冠目こそ半馬身差②着に敗れたが、ラスト1Fでは単独先頭に立っていたように勝ちに等しい内容だった。デビュー以来、6戦6連対の安定感もキラリと光る。

 トライアル組も素質馬がズラリで、ローズSを勝ったのがクイーンズウォーク。折り合いに進境を見せており、しまいの伸びも秀逸だった。ひと皮むけた勝ちっぷりだから本番も楽しみ。

 クリスマスパレードは紫苑Sで中山二千メートルのレコードを0秒5も更新。それも、好位2番手から押し切ったから、強いの一言。勢いそのままにビッグタイトルを狙う。

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