【ローズS】調教マル得チェック①
公開日:2024年9月11日 14:00 更新日:2024年9月13日 10:50
春から成長著しいタガノエルピーダ
タガノエルピーダA
オークス⑯着後は放牧でしっかり休養させて8月16日に帰厩。トモに丸みが出てきて全体的にボリュームアップしてきた印象だ。その分、調教も攻めることができる。坂路2本乗り、さらにCウッドでは併せ馬と、春より強度を高めた調教を課している。1週前は3頭併せでラスト2F22秒6―11秒3とシャープな動き。今週も3頭併せの真ん中から手応えにおつりを残して6F83秒9―37秒4、1F11秒5。肉体面、さらに走りの力強さも増してきた感じがあり、成長を思わせる。
フレミングフープは11秒1のフィニッシュ!
フレミングフープ A
今回と同じ中京二千メートルの御在所特別を3F33秒5と1頭だけ別次元の決め手で差し切り勝ち。レース後は在厩で調整してきた。1週前はCウッドで1秒近く追走した分、僚馬に後れをとったが、6F79秒6は自己ベストを更新とハードワークをこなしてきた。今週は単走で序盤をゆったり入って上がり重点。ラスト2F22秒9―11秒1でフィニッシュした。友道師は「先週の時点で仕上がっているので、けさはCウッドで単走。しまいを伸ばす程度でしたけど、動き、息遣いともに良かったですよ。相手は強くなりますが、末脚はいいものを持っている。期待しています」と。中3週でも、さらに上昇を感じさせる。
ザブライド B
5月の初勝利後は成長を待って秋競馬を待っての復帰。1週前は和田竜が騎乗してのCウッド追いで2歳馬が相手とはいえ、馬なりで1F10秒9! 圧巻の動きを披露した。今週は単走で馬なり調整もラストまで集中した走りで6F82秒6―35秒7、1F11秒3。攻め駆けタイプで朝イチの馬場とはいえ、動きは目立った。格下とはいえ、侮れない気配だ。
ハワイアンティアレB
前走は休養明けで中京マイルを11番手からゴボウ抜きで2勝目を挙げた。今週はCウッドでハツラツとした動き。大きく先行する2歳馬に直線で並びかけてラスト1F標ビシッと気合いをつけて半馬身先着の6F82秒6。中2週でも疲れは一切なく、上昇度を感じさせる走り。振り返ればチューリップ賞③着馬で、条件クラスでも侮れない。松永幹師は「前の馬が速すぎて時計が速くなったけど、動きは良かった。前走は余裕のあるいい勝ち方。とはいえ、相手も強くなりますから。2F延びるので前走同様にスタートを決め、落ち着いて運べたら脚を使えても」と。