【札幌2歳S】マジックサンズ反応良く1F11秒6

公開日:2024年8月28日 14:00 更新日:2024年8月30日 11:16

 本馬場で軽快な動きを見せたのがマジックサンズだ。先週までの函館で負荷をかけ、最終追いとなったけさは感触を確かめる程度。それでも追い掛ける形で5F63秒6―36秒5と好時計をマークした。直線では内に潜ると、反応良く1F11秒6で併入。手綱を取った佐々木は「新馬戦の前に乗りましたが、当時はエンジンの掛かりがもうひとつ。でも、けさはギアの上がり方がスムーズでした。トップギアに入るまでのタイムラグがなくなってましたね」と好感触。

 2戦2勝のアスクシュタインはダートで5F73秒0―41秒7の上がり重点だが、1Fは12秒9と素軽い走り。騎乗した北村友は「時計を出す必要がなかったので、ちょうどいいのでは。ダメージもなく、乗っている感じでは順調ですね。体以上にストライドを大きく使い、いい脚が持続できるのが強みですね」。3連勝での重賞制覇を狙っている。

 堀厩舎ファイアンクランツは芝で5F65秒5―36秒1、1F11秒6。3頭併せで遅れたが、中間は緩めずに併せ馬を5本消化して、馬体も引き締まって、上積みを感じる。

 マテンロウサンは横山和を乗せて、芝で5F64秒4―37秒0。先行馬を力強いフットワークで追いかけ、直線は1F11秒4と楽な手応えのまま併入。順調ぶりをアピールしている。

「テンションを上げないように折り合えるかだったけど、落ち着いていいラップを刻めた」とはショウナンマクベスに騎乗した岩田康。芝で上がり重点の3F42秒6―12秒6だが、フットワークは軽快で気分良さそうに直線を駆け抜けている。

 アルマヴェローチェも芝で上がり重点の5F73秒3―39秒8。1F12秒3。併走馬に半馬身先着して、仕上がりは良好だ。

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