レースのラスト2F11秒2―11秒3とほぼ失速のない中で、突き抜けてきた前走。着差以上に強さを感じ、そして成長もアピールしていた。昇級戦でその前走レート比はメンバー3位。勢いがあるだけにさらに伸びてもいいし、配当妙味もたっぷり。馬連でいく。
競馬初体験は90年。ノーザンドライバーが勝った11月デイリー杯3歳S当日だった。
友人に強引に連れられて訪れた京都競馬場。1点買いした最終Rで当時、枠連で1万6000円オーバーの的中。これが良かったのか、悪かったのか……。
そこから競馬にどっぷりで、なぜか本紙を打っていた薮中記者に憧れを抱くようになり、某外国語大学を卒業しながらも、いずれはこの人と働こうと決意。
仕事としての競馬場デビューはナリタブライアンが3冠達成を果たした94年菊花賞。馬柱デビューは翌年、タヤスツヨシがダービー制覇した週から。
そしてたどり着いたのは“レースレート”だ。強い①着馬もいれば、弱い①着馬もいるし、勝ち馬より強い②着、③着馬だっている。それをレースごとに数値化したレートを用いて予想を組み立てている。記録、数字好きの方はぜひ参考に。