木津の見解

【函館本紙・木津の土曜函館11R】

公開日:2024年6月28日 17:00 更新日:2024年6月28日 17:00

昨年も函館のHTB杯を勝利

“この競馬場だけは特に走る”という特性をもつ競走馬は珍しくない。

 ◎エイシンエイトは函館で最も能力を発揮できるタイプ。担当の安藤厩務員もこう言う。

「⑮着に負けた前々走もすごく調子は良かったんですよ。でも、あの競馬でしょう。正直、“終わっちゃったのかな”って思ったんですよ。でも…

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6月29日(土)函館競馬場

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木津信之

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「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

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