【天皇賞】テーオーロイヤルで春の盾を射止めた菱田の感謝の言葉

公開日:2024年4月28日 17:45 更新日:2024年4月29日 14:29

「前日に四位さん(調教師)からアドバイスを頂き、そのイメージで乗れた」

①着テーオーロイヤル
(菱田騎手) 今まで生きてきて一番うれしいです。言葉に言い表せないほどうれしいです。皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。今までに味わったことがない、自分でもよく分からない感情にもなったんですが、たくさんの方から、応援やアドバイスをいただき、最後はシンプルな気持ちで乗れたと思います。

(テーオーロイヤルは)レース前の大きな歓声にも動じず、ジッと歓声を聞いて、その後にゆっくりと歩きだして本当に集中しているなと感じました。枠順は理想よりも外枠と思ったので、いつもよりスタートを集中し、いいスタートを切れて、終始、リズムよく運ぶことができました。具合がいい分か、前進気勢がいつもよりありましたが、その中でもしっかりとリズムよく走ってくれました。

 前日に四位さん(調教師)から、どのように坂の上り、下りを意識して乗ったらいいかをアドバイスいただき、そのイメージで乗れ、馬もいいリズムで運べました。戦前からペースは関係なく、ロイヤルとストライドと走りを尊重しながら走って行こうと。

 3角で前の戸崎さんの手応え(ドゥレッツァ)が少し悪く見えたので待つよりもゆっくりと下っていいかなと。馬に任せて乗っていきました。最後は〝後ろこないでくれ〟とロイヤルに〝頑張ってくれ〟という思いで追っていました。(歓声は)自分のことで精いっぱいで。ゴールした後に凄い歓声をいただき、ロイヤルに感謝という気持ち。とにかくうれしかったです。

「チャンスをいただいた、たくさんの関係者の方々と騎乗させてもらったお馬さんたちのお陰」

 デビュー間もない頃からGⅠに騎乗させていただき、チャンスをいただいたたくさんの関係者の方々と騎乗させてもらったお馬さんたちのお陰できょうがある。全ての関係者と競走馬に感謝したいです。

 岡田厩舎の馬で勝てたことはうれしいですし、先生とスタッフの方とレース後に喜びを一緒に共有できたことはとてもうれしかったです。(テーオーロイヤルも)長いブランクがあり、競走馬としてしんどかったと思いますが、そこを経て成長してきてくれ、自分の常識では分からない凄い馬だと思います。

 たくさんの応援をいただき、応援が僕とロイヤルの背中を後ろから押してくれたと思っています。感謝しています。また、ここを通過点として僕自身はもっとうまくなりたいと思っていますし、ロイヤルもまだまだ強くなってくれると思っています。また応援よろしくお願いします。

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