①着プラダリア（池添騎手）「この感じならＧⅠでも」（Ｃ）日刊ゲンダイ

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①着プラダリア（池添騎手）　直線で抜け出してから、内から足音が聞こえていて。一瞬〝あぁ〟と思いましたが、そこからもうひと伸び。いい内容でしたね。返し馬からゲート内まですごく落ち着いていましたし、スムーズにいつでも動けるポジションが取れた。最後までしぶとく脚を使って、強かったですね。前走はＧⅠの壁に跳ね返されましたが、この感じならまた向かって行ける内容だと思います。

（池添学調教師）　強かったですね。ルージュエヴァイユ、ベラジオオペラよりも前のポジションを、と思っていました。今までとは違う堂々としたレースができました。有馬記念はしっかり攻めたためにカリカリしていましたが、きょうは具合が良くて、パドックでもリラックスして歩けました。体も戻っていましたし、これなら力を出せるな、と。ジョッキーも上手に乗ってくれました。

②着ベラジオオペラ（横山和騎手）　相手はプラダリアだけだと思って、〝あの馬さえかわせば〟というイメージで。相手も併せてからグッと伸びるタイプでした。京都二千二百㍍でも上手に競馬ができていましたし、先につながる競馬だったと思います。

③着バビット（団野騎手）　一瞬〝行けるかな〟と思ったんですけどね。きょうは内も伸びるレースがあったので、直線は思い切ってインへ。最近の中では一番いいパフォーマンスを見せてくれました。これを機に復活してくれればと思います。

④着シュヴァリエローズ（西村淳騎手）　勝ちに行きました。１～２コーナーで力みましたが、すぐにおさまって最後まで頑張ってくれました。

⑤着ラヴェル（Ｍ・デムーロ騎手）　ちょっと難しいですね。１コーナーで他馬と当たってしまいましたが、向正面で１頭になるとリラックスしてくれました、直線でもバテずにジリジリと伸びているんですけどね。使って良くなりそうですよ。

⑥着ブレイヴロッカー（酒井学騎手）　初重賞でも差のない競馬ができました。最初こそ力みがありましたが向正面では流れに乗った競馬ができましたし、坂のくだりでは勝ち馬について行けた。ただ、上位馬ほどスッとは行けませんでした。伸びようとはしていたんですけどね……そのあたりが備わってくれば、このクラスでもやれると思いますよ。

⑦着プラチナトレジャー（岩田康騎手）　そんなに負けてないけどね。もう少し脚を使えても良かったと思うんだけど、ラスト１Ｆで止まってしまったね。

⑧着ルージュエヴァイユ（松山騎手）　落ち着きがあって雰囲気も良かったです。スタート後は①②着馬を見ながら、ためる競馬を。ただ、勝負どころでは思った以上に動けず、離されてしまいました。もっとやれる馬だと思うのですが……