【土曜中山・菜の花賞】昨年8戦6勝のゴールデンコンビが送るミアネーロに注目
公開日:2024年1月11日 14:00 更新日:2024年1月11日 14:00
中山では京成杯の他にも注目すべき3歳戦がある。土曜9Rに組まれている3歳牝馬の1勝クラス、菜の花賞だ。
古くは千二で行われていたが、06年から千六に延長。同年の勝ち馬コイウタは翌年のヴィクトリアマイルを制し、07年のピンクカメオはNHKマイルC馬に(ただし、当時はオープン)。09年からは現在と同じ1勝クラスのレースとなったが、その後も15年にクイーンズリング、19年コントラチェック、22年サウンドビバーチェといった重賞活躍馬が、勝ち馬に名を連ねている。
今年の注目は“黄金コンビ”が送り出すミアネーロ。
管理するのはソングラインでおなじみの美浦・林厩舎。今回の鞍上はルメールだ。
林師の開業は18年の3月。以降、118勝を挙げているが、ルメールは20勝の津村に次ぐ17勝をマーク。そして通算成績は〈17 4 3 14〉で勝率・447、③着内率・632という驚異的な成績を残している。
ちなみに、昨年は8回騎乗して6勝。いわば、ここぞという時の切り札のような存在か。
ミアネーロはドゥラメンテ産駒で、中山千八の新馬戦を勝利して1戦1勝。新馬戦の②③⑥着馬が勝ち上がっているように、前走はなかなかのレベルだった。
直線で大きくヨレながらも勝つあたり、素質もかなり。ここを勝って桜花賞路線に名乗りを上げるか、注目したい。