【秋華賞】データ作戦 ローズS1強から近年はオークス、紫苑S組が優勢
公開日:2023年10月12日 14:00 更新日:2023年10月12日 14:23
秋華賞で過去10年間の主なローテーション別成績はこんな具合だ。
① ② ③ 外
紫苑S 4 4 0 38
オークス 4 1 1 15
ローズS 2 3 7 54
クイーンS 0 0 0 3
3勝クラス 0 0 0 3
2勝クラス 0 2 1 16
1勝クラス 0 0 1 7
上位3レースが圏内入りした30頭のうち26頭を占めている。ちなみに、その前の10年間(03~12年)は次の通り。
◇ローズS〈8 8 3 52〉
◇オークス〈1 0 0 10〉
◇紫苑S 〈0 0 0 38〉
西のトライアル、ローズSが断然だった。それが15年ミッキークイーンを最後に勝ち鞍なし。③着内に2頭来たのも17年の②③着だけ。20、22年は1頭も馬券に絡むことができず、以前ほどの勢いはなくなっている。
替わってオークス直行組と紫苑S組が台頭。
オークス組は18~21年に4連勝。18年アーモンドアイ、20年デアリングタクトはぶっつけで3冠達成。19年には春2冠③着だったクロノジェネシス、21年も桜花賞④着、オークス②着のアカイトリノムスメが最後の1冠を奪取した。
紫苑S組もGⅢに格上げされた16年に早速、②⑤着ヴィブロス、パールコードがワン・ツー。17年にはディアドラ、昨22年もスタニングローズが連勝でGⅠウイナーに。
他にも19年カレンブーケドール(紫苑S③着)、20年マジックキャッスル(同④着)、21年ファインルージュ(同①着)が②着に食い込んだ。
当然、今年もこの2組から目が離せない。
オークス直行組は2冠馬リバティアイランドを筆頭に、②着ハーパー、⑤着シンリョクカ、⑦着コナコースト、⑨着ドゥアイズ。紫苑Sからは①~②着モリアーナ、ヒップホップソウルをはじめ、⑤着ミシシッピテソーロ、⑨着エミュー、⑩着グランベルナデット、⑫着ソレイユヴィータが参戦。果たして、結果は――。