【クイーンS】イキのいい3歳世代がエントリー

公開日:2023年7月24日 14:00 更新日:2023年7月24日 14:00

 日曜札幌のメインは古馬牝馬によるGⅢクイーンSだ。今年は3歳馬を中心に19頭がエントリーしてきた。

 その3歳勢ではまずドゥーラか。昨夏は札幌で未勝利→札幌2歳Sを連勝。その後のマイル戦では精彩を欠いたが、春のオークスでは③着に巻き返し。ハイレベル3歳世代の中で、あらためて存在感を発揮した。当該舞台では3戦2勝と相性抜群。北の地で重賞2勝目となるか。

 実績ならキタウイングも負けていない。新潟2歳S、フェアリーSの覇者であり、重賞2勝はメンバートップ。春2冠こそ⑫⑮着に敗れはしたが、GⅢなら力は上位だ。末脚は堅実。展開が向けば一発があっても不思議ではない。

 ライトクオンタムはシンザン記念の勝ち馬。デビュー2戦目で重賞勝ちを飾ったように、ポテンシャルの高さは折り紙付き。小柄な牝馬だけに、滞在競馬はプラスに働くはず。秋に向けて好スタートを切れるか。

 迎え撃つ年長馬の代表格はサトノセシル。昨年の②着馬であり、その後も重賞で④②⑤③着と力を示している。コースを問わず好走しているように、レースセンスが高いタイプ。立ち回りひとつで勝ち負けだろう。待望の重賞タイトルを手にできるか。

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