１週前、２日のハードな調教で反応が良化

今週はここから３馬身先着した（左）（Ｃ）日刊ゲンダイ

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　前走勝ち後は放牧を挟み日経賞を目指したが、態勢が整わず再放牧へ。６月９日に帰厩後は順調に乗り込まれてきた。

　１週前は津村を背にウッドで５Ｆ６７秒７―３７秒５、１Ｆ１１秒３。仕掛けてからの反応は少々鈍かったが、ゴール過ぎも気合をつけて、しっかり負荷をかけてきた。

　そのひと追いに加え、２日にも５Ｆ６９秒３―３８秒８をマーク。このハードな調教が効いたのだろう。直前追いでは変わり身を見せてきた。

　再び津村が乗って５Ｆ７０秒６―３８秒７、１Ｆ１１秒６。楽な手応えで３馬身先着だ。直線での反応が先週よりも良化。これで態勢は整ったとみていい。

○…林師は「いい動きでしたね。鞍上も３週連続で乗っていい感触を掴んでくれたよう。先週しっかりやったことで、状態が上がってきました。重賞でメンバーは強くなりますが、持ち味であるスピードの持続力を生かせる展開になってくれれば」と期待を寄せていた。