【函館記念】上がり馬フィーリウス魅力たっぷり
公開日:2026年6月25日 14:00 更新日:2026年6月25日 14:00
「こんなにやるの!? ってぐらい美浦でやってきた」(藤井助手)
フィーリウスは今年に入って2、3勝クラスを連勝。勢いに乗って古馬となって初重賞挑戦となるが、侮れない存在だ。
東京の芝二千メートルでのデビュー戦は⑩着惨敗。それでも徐々に成績を上げて4戦目に未勝利を脱出したが、舞台は中山のダート千八。そこから芝に再び戻ってオープンへ駆け上がってきた。常勝軍団・手塚久厩舎の中においては異色のタイプだ。
その背景を担当の藤井助手はこう話す。
「競馬にいってムラがある。でも、使うごとにレースをだんだんと覚えてきてくれたんです。昨年は9戦も走って。こんなに続けて使ったのは自分が(手塚久)厩舎に入って初めてぐらい(笑)」
コツコツと実績を積み上げてきたことが結実。前走のスピカSは藤井さんが「ノーステッキで完勝。感動しました」と言うほどの勝ちっぷりで成長を遂げたのだ。
レース後は短期放牧を挟み、函館記念に照準を定めて調整。美浦では坂路とウッドで6本の時計を出して6月21日に函館入り。輸送を無事クリアして迎えた水曜の追い切りは、丹内がまたがって芝コースで併走馬を追いかける形から5F67秒4―37秒7、1F11秒1。直線で追われると前傾姿勢でグンと加速して半馬身先着した。
「こんなにやるの!? ってぐらい美浦でやってきましたからね。いい仕上がりになっていますよ」
出走態勢は万全。たたき上げの上がり馬が3連勝で一気の重賞初制覇を成し遂げる。


























