函館で注目のジョッキーは横山武、武豊、丹内

公開日:2023年6月8日 14:00 更新日:2023年6月8日 14:00

今年もリーディング有力 横山武

 北の地では今週から6週間に及ぶ函館開催がスタート。今週末の函館スプリントS、最終週は7月15日(土)に今年最初の2歳重賞である函館2歳S、16日(日)には伝統のハンデ戦、函館記念の3重賞が行われる。

 今年も開幕に合わせて多くのジョッキーが函館入り。やはり、注目一番は横山武だろう。

 デビューした17年から毎年、夏は函館へ。その年は4勝止まりだったものの、以降、5、8、14、15、19勝と必ず前年の数字を更新。現在、20年から3年連続で函館リーディングの座についている。

 昨年は2位の吉田隼に7勝差のぶっ千切り。今年も開幕週から駒が揃っているだけに、まずは4年連続に向けて好発進を切りたいところ。

2歳戦で好成績 武豊

 次に注目したいのは武豊だ。21年には開幕週からの函館滞在を選択。9勝で5位だった。

 昨年は12日中、10日は函館騎乗して10勝。吉田隼に次ぐ3位である。以前のようなスポット参戦ではなく、今では函館開催には欠かせない顔に。中でも2歳戦では〈3 6 1 3〉、連対率・692の好成績だった。

とにかく馬券になる 丹内

 そして、もうひとり注目すべきなのが地元出身の丹内である。

 こちらも例年、函館に参戦している“顔”。昨年は6勝で、勝ち鞍だけなら9位だったが、凄かったのが馬券に絡んだ回数だ。

 例えば、トップの横山武は19勝②着8回③着13回だから、合計で40回。2位吉田隼は12勝②着11回③着4回で、計27回。3位の武豊は10勝②着12回③着5回で、計27回となる。

 では、丹内はというと、6勝②着23回③着15回だから、合計は44回にも。これはトップの横山武をも上回っている。

 しかも、1番人気馬の騎乗はわずか4回だけで〈1 1 1 1〉。人気ごとの成績は以下の通りだ。
   ① ② ③ 外 連対率
 1人 1 1 1 1・500
 2人 2 3 1 2・625
 3人 1 5 0 3・667
 4人 1 2 4 5・250
 5人 0 5 6 12・217
 6人 0 1 0 10・091
 7人 0 3 0 11・214
 8人 0 1 1 7・111
 9人 1 1 1 7・200
 10人~0 1 1 16・056

 とにかく、人気薄をいっぱい、馬券圏内に持ってきている。

 特注はサラブレッドクラブ・ラフィアン、いわゆるマイネル軍団と、系列のビッグレッドファームの馬だ。
“ラフィアン”では〈4 6 1 10〉で、ビッグレッドファームでは〈0 4 7 10〉。必ずヒモには入れておけば、大穴馬券が釣れる可能性が高いかも。

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