木津突撃馬券

【木津の土曜競馬コラム・東京8R】

公開日:2023年6月2日 17:00 更新日:2023年6月2日 17:00

 斎藤誠厩舎は先週、2勝(土曜東京8R・4歳上1勝クラス=アウグスト、日曜京都12R・渡月橋S=ホウオウノーサイド)を挙げて、関東で20勝一番乗りを果たしました。

 現在、関東リーディングトレーナーで2位の国枝厩舎に2勝差をつけてトップ。昨年、42勝を挙げて関東リーディング首…

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6月3日(土)東京競馬場

6月3日(土)阪神競馬場

木津信之

「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

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