【きさらぎ賞】ディープ産駒オープンファイア古馬オープンを圧倒

公開日:2023年2月1日 14:00 更新日:2023年2月1日 14:00

 ディープインパクト産駒で注目のオープンファイアはムルザバエフを背にCウッドへ。古馬のヒンドゥタイムズを目標にしての併せ馬だ。3週連続でのコンビでもあり、リズムのいい走り。直線で合流すると、最後まで馬なりのまま、手応えで相手を圧倒しての併入フィニッシュだ。時計は6F83秒5―37秒4、1F11秒8。追えばまだまだ時計が出ていた印象だ。馬体も以前はボテッとしたイメージもあったが、メリハリが出てきていいつくりに。上昇ムードでの重賞挑戦になる。

 斉藤崇師は「先週、しっかりと動かしたので今週は前の馬を見ながら並ぶ感じ。楽に運べていました。ディープのラストクロップで注目を集めますし、いい結果を出して先につなげていければ」。

 フリームファクシも素晴らしい。川田を背に6F88秒1と全体時計は遅いが、最後は強烈な瞬発力を見せて1F11秒4をマーク。これでも馬なりだから、追えばまだこれ以上に数字も出たか。高いレベルのデキを維持している。

 坂路で軽快な走りを見せたのはノーブルライジングだ。後半の馬場が荒れ気味の時間帯に4F52秒9、ラスト2F24秒9―12秒5。併走相手に1馬身遅れもこれはあえて無理をしなかったから。手応えは余力たっぷりでフットワークにも伸びがあったのがいい。前回が3カ月ぶり。上積みを見込んでよさそうだ。

 レミージュは坂路4F57秒1、ラスト2F26秒3―13秒1。時計は目立たないが、馬体はすっきり仕上がっており、フットワークもスムーズ。急上昇とはいかなくても上々のデキだ。松永幹師は「先週に速い時計を出したので、今週はそこまでいらない。元気はいいです。相手は強いですが、自分のリズムで運べたら」

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