【根岸S】ギルデッドミラー目いっぱいに追って加速ラップでフィニッシュ
公開日:2023年1月25日 14:00 更新日:2023年1月25日 14:00
栗東では武蔵野Sからの重賞連勝を狙うギルデッドミラーが坂路で追い切られた。「何とかここで賞金を加算してフェブラリーSへ」とは松永幹師。その言葉通りに2週前には坂路4F54秒8、そして先週は4F53秒8と丹念、かつ抜かりない仕上げを施してきた。
今週も手加減せずに最後はいっぱいに追って4F54秒3、ラスト2F24秒7―12秒2。馬場の悪い中、加速ラップを続けてのフィニッシュだ。リズム感のある走り、フットワークの力強さは陣営の青写真通りの仕上げができたということ。ここでも主役を張れるだけのデキだ。
美浦ではアドマイヤルプスが時計を出した。前走後は放牧へ。帰厩後は坂路、ウッドを中心に入念に乗り込まれてきた。けさは僚馬アドマイヤレビンを引っ張る先行の形でスタート。道中の行きっぷりはよく、最後まで余裕のある手応えで6F85秒9―40秒0、1F12秒9。併入でフィニッシュした。
「向かい風が強かったけど、頑張って走っていたよ。先週の時点で仕上がっていたし、いい状態で送り出せるよ」と加藤征師。デキには太鼓判を押していた。