馬は来ないがジョッキーは次々と

公開日:2019年11月14日 17:00 更新日:2019年11月14日 17:00

今週からビュイック、ムーアが参戦

 ジャパンCに出走の外国馬はゼロとなったが、ジョッキーは海外から次々と一流どころがやってくる。

 10月19日からはスミヨンが、そして先週からはマーフィーが騎乗。ここに今週からムーア、ビュイックという英国のトップが加わる。

 ムーアは当初、先週から日本で乗る予定だったが、専属契約を結んでいるA・オブライエン厩舎(アイルランド)のマジックワンドが5日のメルボルンC⑩着から連闘で9日のマッキノンSに参戦するため延期に。きっちりマジックワンドに初のGⅠタイトルをもたらし、勢いをつけての来日だ。

 マイルCSではGⅠ2勝のアルアインとコンビを組む。また、土曜の東スポ杯2歳Sは有力馬コントレイルが控えている。

 その東スポ杯で1番人気濃厚なのが、新馬→中京2歳Sを連勝しているラインベック。こちらの鞍上はビュイックだ。

 昨年はステルヴィオでマイルCSを制覇。これが日本での初GⅠ勝ちだった。今年は5月に落馬して3カ月ほど休養したが、9月にはドイツでバーデン大賞、アイルランドでヴィンセントオブライエンSとGⅠ勝ちを重ねている。

 現在の“ゴドルフィン”の主戦で、阪神ジュベナイルFではウーマンズハートに騎乗。有力馬を数多く依頼するノーザンファーム系の馬はもちろん、ゴドルフィンの馬もマークが必要だ。

 JC、チャンピオンズC週にはデットーリも来日。リーディングトップのルメールも含めて、年末までカタカナのジョッキーが日本の競馬を席巻するのは間違いない。

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