【札幌記念】「今度は力を出せる仕上がり」ブラストワンピース貫録見せる

公開日:2019年8月14日 17:00 更新日:2019年8月14日 18:38

 目黒記念⑧着後はノーザンファーム天栄を経由して、7月25日に函館競馬場へ入厩。中間の調整はすこぶる順調だ。

 28日のウッド4F59秒8―43秒7を皮切りに週に2本ずつしっかり時計を出し、今月1日には今回から騎乗する川田がケイコにまたがって4F54秒1―38秒9、1F12秒2をマーク。感触を確かめている。

 けさも川田が追い切りに騎乗し、角馬場↓ダート↓芝コースで併せ馬のメニュー。僚馬を5Fで1秒ほど追い掛けてスタート。道中は体全体を使った力強い走り。直線に向いて体を併せて追われると、最後はグイッと伸びて1馬身先着の5F65秒1―36秒3、1F11秒9でフィニッシュした。

 530キロを超える大型馬だが、いい汗をかいてすっきり見せているのも好印象。今度は力を出せる仕上がりだ。

○…「しっかり動かしました。先週感じた重さはありませんでしたね。いい感じに持ってくることができたと思いますよ」とは見届けた大竹師だ。3カ月の休養明けも「目黒記念の時は絞るのを意識した調整。今回はあまり減らないようにしていたぐらい。これはいい傾向。体重は同じぐらいかマイナスで出せそう」とのこと。「小回りの二千メートルはやってみないと分からないけど、そのへんを考えてジョッキーは2回乗ってもらった。期待していますよ」ときっぱり。

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