木曜朝、セイウンハーデスが種牡馬となるために退厩した。屈腱炎からカムバックして重賞を10走もしたのには頭が下がる。
「この馬、レコード3回出していますからね。ま、2回はアシストの形ですが(苦笑)。スピードのあるいい子を出してくれると思います」
担当した千野助手だ。自身のレコード勝ちは昨年のエプソムCで、3歳の菊花賞は前半5Fを58秒7、昨年のジャパンCは57秒6で逃げてペースをつくった。
復帰後は一度も脚元が腫れなかったと聞くから根幹の強さがあるのだろう。父似で馬っ気が強く、速力を受け継ぐ子が出てほしい。
【京都10R・貴船S】 ◎ユウトザレンの前走は3馬身半差の快勝だったが、厩舎の感触は決して抜群ではなかった。
春先以来の4カ月ぶりで動きが重く、予定を1週スライドしてのもの。“久々”を感じさせるジャッジだったのだ。
「それであの勝ち方ができるんだからね。メリハリを利かせられる千二がハマったかな。これまではイレ込んで力を出し切れないことが多かったけど、落ち着いて臨めたのが一番大きかった」とは管理する千田師。メンタル面の成長を好走の要因に挙げた。
「昇級でも期待できるだけの勝ち方だし、今回も馬はいいから楽しみにしています」
【東京12R・3歳上1勝クラス】 素質なら◎ミッキーダムールが上。馬体重ほど大柄でないつくりで、約1年ぶりでも力は出せる。
1974年、愛知県で生を受ける。名前の通りのザ・長男。
大阪での学生時代、暇な週末は競馬場に通い、アルバイトをきっかけに日刊ゲンダイへ。栗東トレセンデビューは忘れもしない99年3月24日。毎日杯の週で、初めて取材した馬は連勝中だったテイエムオペラオー。以降、同馬に魅せられ、1勝の難しさ、負けに不思議の負けなしと、学ばせてもらったことは実に多い。
グリーンチャンネルでパドック解説をさせていただいているが、パドック党であり、大の馬体好き。返し馬をワンセットで見たい派。現場、TV観戦でもパドックが見られなかったレースの馬券は買わないと決めている。
余談だが、HTB「水曜どうでしょう」の大ファン。こんこんと湧き出る清水のように名言を連発する大泉洋氏を尊敬してやまない。もちろん、“藩士”ゆえにDVD全30巻を所持。





























