【セントライト記念】伏兵ジャスティンシカゴが菊に名乗り
公開日:2026年9月14日 14:00 更新日:2026年9月14日 14:00
高い心肺機能と成長力で本番でも侮れない存在に
中山で行われた菊花賞トライアルのセントライト記念は12番人気ジャスティンシカゴが勝利。伏兵が好位から鮮やかな抜け出しを決めて、波乱の結果となった。
レースは前半5F62秒5のゆったりとした流れ。そこを好位2列目のインでじっくりと脚をためていたのが勝ち馬だった。上がり勝負となり、直線で流れるように外に持ち出すとスッと反応。難なく抜け出す、先行馬のお手本のようなレース運びだった。
ジャスティンは前走で1勝クラスを勝ったばかりとはいえ、2走前はダービーTRのプリンシパルSで半馬身差②着だったほどの実力馬。今回は伏兵扱いにはなっていたが、この勝利で胸を張って最後の1冠に駒を進められる。
もちろん、自身の成長も見逃せない。
春先から陣営は「ひょっとしたら化けそう」と心肺機能の高さを評価していたが、一戦ごとに馬体も良化してきていた。
3カ月ぶりのこの中間もそう。馬体重こそわずか2キロ増だったが、「肩回り、腰回りに筋肉がついて、身が詰まってきた」と宮田師も驚くほどの成長を見せていた。近年は耳にすることが少なくなったが、まさに“夏を越しての上がり馬”と言っていいだろう。
同時に鞍上・原の好騎乗も光った。
自身は今年に入って重賞3勝目。ジャスティンとのコンビでも3戦連続の騎乗で②①①着と、心肺機能が高いこの馬の特性を存分に引き出している。
「GⅠ取りに向けて、精進していきたい」とフレッシュな若武者も気合を入れ直した。
発馬してから楽に好位を取れるセンス。そしてしっかり折り合い、機動力を生かした走りで最後までバテないしぶとさは、まさに菊花賞向き。
ダービーで勝ったロブチェンから0秒1差だった③④着馬を負かした今回。成長力も含めて、本番でも侮れない存在となりそうだ。
























