【紫苑S】まだキャリア3戦目マスターソアラは上積みしかない
公開日:2026年9月7日 14:00 更新日:2026年9月7日 14:00
紫苑Sは6番人気のマスターソアラが直線で力強く伸びて差し切り。②着サムシングスイート、③着のドリームコアまでが秋華賞の優先出走権を獲得した。
「返し馬からずっとポテンシャルを感じて、競馬もその通りでした」とは殊勲の大野。マイルしか経験していないキャリア3戦目、さらに7カ月ぶりを考えれば、非常に価値が高い勝利だったといえよう。
レースもタフだった。ゲートを出て隣のリアライズルミナスに寄られ、さらにファムクラジューズとも接触。そういった厳しい状況にもリズムを崩さず平常心を保ち、馬群の内でじっくり進めて先団をうかがっていた。4コーナーで外に持ち出してエンジンがかかり、内から抜け出したサムシングスイートを捕らえてゴール。完璧な立ち回りだったから掛け値なしに強い。上積みしかない秋華賞も楽しみだ。
②着馬も堂々たるレース運び。その一方で取捨が難しいのはドリームコアだろう。
2月のクイーンCでは勝ち馬などをねじ伏せて重賞初制覇。オークスも②着という断然の実績で、当日は1番人気に支持されていた。
鞍上のコメントからも複合的な要素があったのは確か。それに加えて、レース前からバランス差による右回りも懸念材料だった。上位2頭から離された点は少し物足りなさも。そこは修正力に定評があるトップステーブルの美浦・田中博厩舎だけに、必ず策を打ってくるだろう。条件が好転すれば、挽回の可能性は十分にある。
ちなみに、母ノームコアは18年に紫苑Sを勝ちながら秋華賞には向かわず、エリザベス女王杯を選択している。娘は3冠最終戦へ。果たして結果は――。






















