【コリアスプリント/コリアカップ】どちらも日本馬の一騎打ちで、ディクテオンは連覇を達成

公開日:2026年9月6日 18:20 更新日:2026年9月6日 18:20

 この日曜は戸崎、坂井が不在だったことに気がついた方も多いだろう。

 6日(日)は韓国のソウル競馬場で現地の最高峰のレース、GⅢコリアスプリント、GⅡコリアカップが開催(ともに韓国ではGⅠ)。JRAからは8Rコリアスプリントにアメリカンステージが坂井、ドラゴンウェルズが戸崎で出走。9Rコリアカップには角田和の騎乗でサンデーファンデーが出走した。

 また、このコリアカップには大井競馬場所属のディクテオンも遠征。こちらの鞍上は大井の矢野貴だ。

 特に矢野貴はこのレースに向けて力が入っていた。先週は地元である大井の開催。だが、渡韓して調教に乗り、2日の最終追い切りを終えると日本に戻り、そのまま6Rから5鞍に騎乗した。メインのアフター5スター賞は1番人気ティントレット)できっちり勝利を飾った。翌日は1、2Rのみ騎乗。その2鞍とも勝利して、再び韓国入り。自身の勢いも伴ってディクテオンの手綱を取る。

 日本時間で16時20分発走のコリアスプリントは日本馬2頭の一騎打ちとなった。

 逃げたのは坂井アメリカンステージ。差のないところに戸崎ドラゴヌェルズが位置し、4コーナー手前からは「もうこの2頭か」という感じに。結局、直線でもアメリカンステージが逃げ脚を伸ばしたが、残り100㍍の手前でドラゴヌェルズがかわし、最後は2馬身差をつけてゴールイン。②着アメリカンステージから③着馬は4馬身離れていた。勝ち時計は千二1分10秒7。

 コリアスプリントは今年で9回目。17年に武豊グレイスフルリープが初制覇し、18年モーニン、23、24年にはリメイクが連覇しており、これで5勝目となった。

 その50分後、日本時間で17時10分発走のコリアカップも日本馬2頭の一騎打ちだった。

 逃げたのは好スタートを切ったサンデーファンデー。一方、ディクテオンは1コーナーまでは最高峰だった。

 道中で少し絡まれたサンデーファンデーに対して、ディクテオンは前を見ながら徐々に進出。4コーナーでは3番手にまで上昇すると、あとはサンデーファンデーを捕まえるだけ。先頭に立ったらあとは独走で、最後は6馬身もの差がついていた。

 逃げたサンデーファンデーは最後、いっぱいいっぱいだったものの、それでも②着は確保。最後は③着に「大差」がついていた。ディクテオンの勝ち時計は1分51秒7。

 コリアカップも同じく今年が9回目で、第1回目の16年クリソライト、17、18年ロンドンタウン、23、24年クラウンプライド、25年ディクテオンと過去に日本馬が6勝。これで7回目の勝利となり、昨年に続く連覇を達成した。

 殊勲の矢野貴は「来年も招待されれば来たい」と。今年はこれが初勝利だが、昨年はコリアC、東京大賞典を連勝した地方の大物。来年は9歳になるが、メンバーが手薄な韓国ならまだまだやれるかも。

 コリアスプリント、コリアカップともに、今のダート路線における日本馬の強さを見せつけた結果となった。

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