勝羽太郎 情報ノート

【勝羽の土曜競馬コラム・三宮S】

公開日:2026年6月12日 14:00 更新日:2026年6月12日 16:33

「2頭とも〝勝つかな〟の手応え。力が入りました。前、内の馬が①②着なので豊さんが絶妙だったんだと思います」

 安田記念にセイウンハーデス、パンジャタワーで挑んだ橋口師は、こう悔しさをにじませた。タイム差なしに0秒1差だから〝展開ひとつ〟でもあった名手・武豊とは、調教スタンドエレベーターで一緒に。「最近、年のことばかり言われるんだよね」と苦笑いしていた。いやいや、皆、羨望のまなざし。若さの秘訣を知りたいんですよ。ただ、来年3月には古馬GⅠ定量と同じ(58)で話題となりそうです。

【阪神11R・三宮S】 人気の中心は平城京S②着のグランドプラージュだが、個人的には体形的に平坦コースがベターな印象。初の阪神で対抗にとどめた。

 本命はゴールデンクラウドだ。2走前の北山Sでは前記グランドに2馬身半差をつけられたが、レースの3Fが35秒4という決着で、これはスピード馬場への適応力の差だろう。阪神なら別だ。

 実際に坂がある次戦の中京・伊勢Sは好位から完勝の競馬でオープン入りを果たしている。何より、イレ込み気質で装鞍所、パドックと大変な気性だが、③着を4度続けた昨春と違って、秋から消耗が軽減。①①②①着と軌道に乗ってきた。

「普段の調教では随分と落ち着きが出てきた。乗れるようになってきています」と和泉助手だ。

 坂路、コースで4本の併せ馬を消化し、今週は自己ベストとなるCウッドで6F79秒0、1F11秒7をマーク。最終追いまで目いっぱいに追えている。2走前とはちょっと違う負荷をかけてきたあたりにも成長が垣間見えるから、◎に抜擢した。

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6月13日(土)阪神競馬場

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勝羽太郎

 1974年、愛知県で生を受ける。名前の通りのザ・長男。
 大阪での学生時代、暇な週末は競馬場に通い、アルバイトをきっかけに日刊ゲンダイへ。栗東トレセンデビューは忘れもしない99年3月24日。毎日杯の週で、初めて取材した馬は連勝中だったテイエムオペラオー。以降、同馬に魅せられ、1勝の難しさ、負けに不思議の負けなしと、学ばせてもらったことは実に多い。
 グリーンチャンネルでパドック解説をさせていただいているが、パドック党であり、大の馬体好き。返し馬をワンセットで見たい派。現場、TV観戦でもパドックが見られなかったレースの馬券は買わないと決めている。
 余談だが、HTB「水曜どうでしょう」の大ファン。こんこんと湧き出る清水のように名言を連発する大泉洋氏を尊敬してやまない。もちろん、“藩士”ゆえにDVD全30巻を所持。

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