26年間も続き、大好きだったテレビ朝日系のドラマ「科捜研の女」が先週金曜、ついに最終回を迎えた。
主人公である沢口靖子さんが演じる榊マリコの名ゼリフは「科学はウソをつかない」。
これを私が言い換えるなら「数字はウソをつかない」か。先週の土曜京都9R・若駒S(写真)を制したショウナンハヤナミはまさにそうだった。
新馬戦を勝ったのが昨年の12月27日とあって、このコラムで取り上げる機会を逸していたが、若駒Sで楽々と2勝目を挙げたことで、一歩、GⅠ取りに近づいたからだ。
その新馬戦は阪神二千メートルで、後半5Fのラップは12秒0―11秒7―11秒4―11秒3―11秒4で、後半5Fは57秒8。何度も書いているので詳細は今回、割愛させていただくが、例外のないGⅠ馬の条件を現3歳世代で唯一、クリアしている。今回、若駒Sは後半61秒2も要したが、ラスト2Fは11秒6―11秒2なら文句はない。西の馬だが、“東の正横綱”といった印象。今のところ西の横綱がラヴェニューで、大関がグリーンエナジー、パントルナイーフといった感じか。数字がウソをつかなければ、この中に春2冠の勝ち馬がいるはずだ。
今回はさらに先週水曜の船橋ケイバ「日刊ゲンダイ賞ブルーバードC」も取り上げる。
未勝利を圧勝したフィンガーが人気にこたえて重賞制覇。勝ち時計は千八1分55秒4だった。
今年でダートグレード競走になって3回目。過去2回は1分55秒9、1分53秒3だった。
この翌日に古馬のSⅢ報知グランプリCが行われている。その時計は順に1分53秒4、1分52秒9、1分56秒4。今年は初めて古馬重賞を上回る時計となった。
確かに今年の報知グランプリCの時計は遅く感じるが、これは前半5F通過が66秒1の超スローだから。それでも後半2Fは12秒5―12秒9だ。
一方、ブルーバードCは64秒2で、2Fは12秒4―12秒4。どちらが優秀かは言うまでもない。
さて、ようやく本題。中山のアメリカJCCは前半5F58秒7のハイラップで、上がりは36秒9もかかる消耗戦。だが、ラップ自体はアウスヴァールの離し逃げによるもので、実際はほぼ平均ペースだ。
ただ、2分10秒8のレースレコードが示すような時計が出やすい馬場。しかも、仕掛けにくい縦長の展開。超人気薄エヒトが2番手から③着に粘り、3連系馬券は波乱となった。
勝ったショウヘイは父サートゥルナーリアに似た力みやすいタイプで、緩みない流れが向いたのは確か。それでも安定した取り口、抜け出した時の迫力には成長を感じる。ダービー③着馬にもう少し切れ味が備われば、年内のGⅠ取りもあり得るだろう。
月~金は麻雀、土日はウインズだった学生生活を経て、入社後は編集一筋25年超。2015年春は何と9週連続重賞的中の快記録も達成し、2016年は春東京でGⅠ4連勝も。馬場の傾向、ラップの分析に定評がある。毎週、目黒貴子さんとその週の重賞解説の動画も公開中。
























