今週史上初はWIN5が土曜から月曜まで3日連続発売 その攻略のツボは!?
公開日:2025年10月9日 14:00 更新日:2025年10月9日 14:00
先週から土曜日も「WIN5」が発売されている。その初っパナ、先週は土曜がいきなり〝的中なし〟で、2億5000万円強のキャリーオーバーが発生。日曜は23億円以上も売り上げ、しかも的中4票でも、払い戻しは4億円を超えた。
高額配当が期待でき、ひょっとすると人生が変わってしまうかもしれない馬券。今週の3日間競馬では史上初めて、土曜から月曜の3日連続で発売される。そこで、1億超えのビッグマネーは無理でも、せめて的中に近づく道はないか。最近の統計を取ってみた。
1レースは堅く1、2番人気で
先週の土日ははっきり言ってレアケースだ。
ともに「WIN5①」で2ケタ人気馬が勝利。土曜は10番人気で、日曜は16番人気。過去1年で他に「WIN5①」での2ケタ人気馬の勝利は1度しかないからだ。
ちなみに、最初のレースにおける1番人気馬の勝利は18回(過去1年の対象は60回、300レース)。2番人気の勝利は15回で、ここまでで33回だから、1、2番人気の2頭をマークするだけで半分以上は突破できる計算になる。
最初は間口を広げて……という考え方もあるものの、いたずらに1レース目からいっぱい買えば点数=購入金額が増えるだけである。
手を広げるのは3レース目以降
というのも、1番人気が18勝という「WIN5①」。これは5レースの中で最多だから。
ちなみに、他のレースはどうか。
「WIN5②」は16勝、「WIN5③」は17勝、「WIN5④」は10勝、「WIN5⑤」は14勝。
2番人気についても調べてみよう。
「WIN5②」は18勝、「WIN5③」は10勝、「WIN5④」は10勝、「WIN5⑤」は17勝。
つまり、1、2番人気の合計勝利数は、①は33勝、②は34勝、③は27勝、④は20勝、⑤は31勝。荒れるのは「WIN5③④」なのだ。
3レース目は3場開催の場合、第3場のメインレース。確かに荒れるイメージが強い。
そこで今度は2ケタ人気馬勝利数をチェック。
「WIN5①」は前記の通り、過去1年間で3勝だが、先週の土日まではわずか1回だった。
では、他のレースは、
「WIN5②」は2勝、「WIN5③」は5勝、「WIN5④」は4勝、「WIN5⑤」は5勝。
オーソドックスな方法としては1、2レース目は手堅く、3レース目以降で手を広げるというのがよさそうだ。
戸崎、松山は勝率が1割切り
騎乗数の少ないジョッキー、そして短期免許の外国人ジョッキーを除くと、過去1年間の対象60回、300レースの中で、最も勝っているのはやはりルメール。17勝を挙げている。勝率・193もトップだ。
勝利数では次いで川田が13勝、以下は坂井、岩田望が12勝で、戸崎11勝、松山10勝と続く。
しかし、この中で勝率が1割を切っているのが戸崎、松山だ。
戸崎は〈11 16 11 74〉、松山は〈10 13 12 67〉で、ともに勝率・098だから、ルメールのほぼ半分である。
意外なほどよく出る12番、逆に出ないのは…
では、馬番別ではどういうデータがあるのか。こう書くと、まるでナンバーズのようになってしまうが、実際によく出る馬番、そうでない馬番は存在する。
過去1年の対象60回、300レースの最多勝は意外にも12番で26勝。そもそも中には12頭もいないケースもあるわけで、それでいながら勝率が1割を超えている。
では、逆に出ない馬番は……というと、1勝もしていない18番は仕方がない面もある(全成績は〈0 2 1 29〉)として、それ以外では4番だ。
13勝は1ケタ馬番では最低。他はすべて20勝以上している。先週の京都大賞典ではアドマイヤテラが1番人気で④着。人気なら嫌ってみるのも手かもしれない。