モレイラ活躍で思い出されるあの引退した騎手の凄さ

公開日:2025年9月18日 14:00 更新日:2025年9月18日 14:00

 先週のGⅢチャレンジCはモレイラ騎乗のオールナットが勝利。これでモレイラはJRAでの重賞は18勝目となった。

 わずか69回の騎乗でこの数字。〈18 12 5 34〉だから連対率・435という凄い数字になる。

 ちなみに、同じように身元引き受け調教師が堀師の2人、ムーアとレーンはというと、ムーアはJRA重賞17勝。騎乗数はちょうど100回だ。

 レーンは16勝で73回。勝率、連対率、③着内率ともすべてモレイラがトップで、馬券を買う側からすれば、やはり最も頼りになる存在ということか。

 ただ、そんなモレイラは短期免許の外国騎手で2番目の多さ(JRAに転籍したルメール、M・デムーロを除く)。それよりも倍の勝利数を誇るのが、昨年4月に引退したペリエである。

 95年金杯(京都)=ワコーチカコで重賞初勝利を挙げ、08年きさらぎ賞=レインボーペガサスまで39勝をマーク。この間、実に14年連続で重賞勝ちを果たしている。

 このペリエの数字は断トツ。通算379勝、GⅠ12勝ともに他の追随を許さない。

 モレイラは現在、41歳で221勝、GⅠは5勝だ。さて、この先、どこまでペリエに近づくことができるだろうか。

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