ホースマン直撃

【木津の日曜競馬コラム・大阪杯】

公開日:2025年4月5日 17:00 更新日:2025年4月7日 09:53

主戦・岩田康も好感触

 競馬は競走馬を中心に調教師、調教助手、騎手が〝チーム〟を組んで、1つでも上を目指すタッグ戦です。大阪杯で頂点を目指すホウオウビスケッツはそのチーム力ががっちりと噛み合って、ここまで上ってきたと確信しています。

 3歳時にダービーで0秒2差の⑥着と能力の片りんを見せていました…

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4月6日(日)阪神競馬場

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木津信之

「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

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