今週金曜は「トラックマンTV」出演のために東京へ。約5カ月ぶりのスタジオ出演だが、心配なことがひとつある。鼻詰まりだ。花粉症と黄砂のダブルパンチで、先週から鼻、ノドがノックアウト。今も機能は失われている。
放送中のくしゃみ程度ならば許されるだろうが、鼻水なんか垂らしたものなら末代までの恥。1時間半の生放送を無事に乗り切れるのか、今から心配だ。
【阪神7R・4歳上1勝クラス】 グリーズマンの前走④着は収穫ある一戦だった。
以前は気性面に課題があり、レース当日はかなりイレ込むことも。ところが、去勢初戦の前走は一変。パドックでは落ち着いて周回し、返し馬もスムーズ。メンタル面での進境を示した。
唯一の誤算はスタートだ。1歩目で後手に回ってしまい、ハナに立つまでに脚を使うロスがあった。さらに道中は2番手の馬にぴったりマークされ、前半3Fは34秒8とかなりタフな展開に。
それでも直線はラスト1Fまで先頭争いに加わり、残り100メートルまでは2番手を死守。発馬さえ決まっていれば際どい勝負に持ち込めたはずだ。
「中間はゲート縛りでしっかり矯正。何の不安もなく、レースに向かえます」と小栗師。たたき2戦目で上積みも見込める今回は、勝ち負け濃厚とみた。
“期待値が最も高いのはワイドだ”という持論のもと、人気サイドと中穴を絡めたワイド一点勝負を得意とするレース部の最年少。22年春から栗東で取材に励んでいる。一点勝負で磨いた感性と、変幻自在の組み合わせで一獲千金を狙う。