【京浜盃】ナチュラルライズ圧勝で1冠目が見えた
公開日:2025年3月27日 14:00 更新日:2025年3月28日 10:59
これで1冠目が見えたか。
26日(水)に大井競馬場で行われた3歳3冠路線の重要なステップレース、京浜盃(JpnⅡ)は単勝1・9倍の支持を受けたJRAのナチュラルライズが6馬身差のぶっ千切り。まずは1冠目の羽田盃取りにリーチをかけた。
着差こそ大きかったものの、決して満点の競馬ではない。
まず、スタート直後、位置を取りにいったことで馬が行きたがるシーンが。また、最後の直線で逃げたリコースパローに並びかけると内にもたれる場面も。それらがありながらの6馬身差は、単純に力の違いと言っていいだろう。
京浜盃は1978年に始まった大井千七の羽田盃前哨戦。ナチュラルライズの勝ち時計は1分45秒5で、96年にナイキジャガーという馬がマークしたレースレコードに0秒1差。当時は重馬場だから、いかに今回の時計が優秀かが分かる。
まだかなり粗削り。完成したらどれほど強くなるのか。今年の3歳ダート3冠路線の中心的存在になってきそうだ。